結納の真の意味を理解して・・・

      2025/04/02

結納のお仕事を始めて早12年。この12年の間に結納界隈も大きく変化してきました。お仕事を覚え始めたころ、朝から晩まで、結納品の準備~水引を結ぶ、白木台の点検、紙を折る・・・・)に追われていたことを思い出します。今は、ずいぶんその忙しさも減ってきました。結納をされる方が減ってきていることをそんなところから感じる毎日です。

結納をするかどうかの判断は、ご本人の意向よりも、断然ご両親の意向が左右していると思います。そのご両親から結納のご相談を受けるときに感じることは、さまざまな愛ある想いです。息子さん・お嬢さんの幸せな将来を願う気持ち、お相手家族への敬意、自分たち自身が親にしてもらったことへの感謝とその継承・・・。こんな話をうかがうにつけ、結納の真の意味を感じます。結納品(用意するもの、お贈りするもの)の形は変わっていきますが、それに込められている気持ちは、今も変わらず、いえ、深くなってきているのだと気づきます。「結納はやるものだからする」から、「結納の真の意味を理解して結納をする」に変わってきているのだと思います。

本日も、お嬢さんの結婚に想いを込めて、結納を準備していらっしゃるお母様がご来店する予定です。いろいろ質問を受けたり、ご自身でも調べられたりして、意味を理解しながら、楽しく準備されています。

家族の絆を確かめ、新しい家族のスタート、幸せな思い出の場として、結納をお考えいただくのはいかがでしょうか?

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