水引でギフトに思いを込める
2021/10/29
かつては、お祝いのお品は、奉書紙を掛け、水引を結び贈られていました。結婚披露宴にゲストに贈る引出物も印刷ののし紙ではなく、ひとつひとつ水引が結ばれていたのものです。
今では、引出物に水引が結ばれることはほとんどありません。それにはいくつかの理由があると思います。
(1)水引をかけることができる人が少なくなった。かつては百貨店の店員さんは水引を結ぶことができましたが、今では、ほんの数人の熟練の店員さんがやっと水引をかけることができるだけだと聞いています。
(2)残念なことに、水引をかけることの意味や価値(贈る側の気持ち)がわかる人が少なくなってきたこと。
かわいい包装紙にリボンのラッピングも素敵ですが、水引の贈答包装で、シンプルながらも、味わい深いしつらえで、先様に気持ちを伝えませんか。少し厳かな気持ちになるかもしれません。